ご挨拶
第21回東海北陸作業療法学会 学会長挨拶
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三重県作業療法士会 学会長
田中 一彦
(松阪中央総合病院)
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第21回東海北陸作業療法学会を令和4年11月12日(土)から12月11日(日)まで三重県作業療法士会担当で開催する運びとなりました。
学会開催にあたり東海北陸地区の作業療法士会の会員ならびに関係諸団体の皆様方には多大なご支援を賜わり、感謝申し上げます。
学会実行委員会では、皆様との学術交流を深めるべく準備を行ってきましたが、COVID-19の影響によりオンライン開催と致しました。
学会テーマは、「伝えよう!作業療法の魅力 -健康を支える作業の力-」です。
作業療法は、作業活動を通し心身機能の改善や活動と参加の促進、また楽しみ、生き甲斐つくりなどその人らしさを形成する作業に焦点を当てて健康を支援していきます。
「人は作業をすることで健康になれる!」作業療法士はこの理念のもと医療・福祉・介護・保健・教育分野等様々な領域で実践をしてきました。作業のもっている力・魅力を伝えていくことで、国民の健康に寄与することが出来ます。
日頃の臨床実践や研究成果の発表・議論を通し、多くの方に作業の力を知っていただき、作業療法を活用していただくことを願い、今回の学会テーマを設定しました。
本学会では、演題発表の他、知識・技術・資質を高める講演会など多彩なプログラムを準備しています。
作業療法士と協業する多職種の皆様には、作業療法の実践を知り、連携を深める機会にしていただき、対象者のより良い支援の一助となれば幸いです。作業療法に興味・関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
また、会員の皆様には演題発表をお願いすると共に、関連職種の方をお誘いいただき多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。